赤ちゃんの教育はいつから何を?効果はある?|0歳児ママのブログ

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こんにちは、はなぞーです。現在生後6ヶ月の長女を子育てしております。

突然ですが、はなぞーは出産する前まで「(子供が産まれたらアレもさせたいしコレもさせたいな、あ、でもでも自由に伸び伸び成長してほしいよねぇ)」なんて子育てへの熱い希望を妄想していました。しかし、妊娠してからはアレヨアレヨと出産し妄想とはかけ離れた泥臭い子育てがスタートし、教育について考察する時間はついつい後回し。そして、今に至ります。

今回は我が子の幼児教育の必要性や教育方法、トレーニング方法などを徹底的に調べてシェアしたいと思います。また、先輩ママのあたたかいアドバイスなんぞありましたら、ぜひコメントやとぅいったーで教えてくださいませ。

 赤ちゃんへの教育|私が選ぶのは「絶対音感」「英語耳」「運動能力」

早速ですが、私が子供に身につけさせたいスキルは、

絶対音感

・英語耳

・運動能力

の3つです。私が調べたところ、それぞれのスキルには幼少期でしか習得できない根拠があり、将来その道の専門家にさせるつもりがなくても習得していて損はないと私は思っています。そして、これらのスキルを身に着けるためには0歳児から教育・トレーニングすることができるので、「子供のために何か始めたいけど何したらいいかわからない」というママのきっかけにもなれたらいいなと思います。私もゼロスタートなので一緒に楽しくチャレンジしていきましょう!

◆「絶対音感」を身につけさせたい理由

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これは私が音楽を仕事にしているから特別執着があるのかもしれませんが、絶対音感は幼少期にしか身につけることができない能力だと言われています。作曲や指導の仕事をしていながら、私自身は絶対音感を持っていません。

ではなぜ子供に身につけさせたいのかと言われると、先ほども言いましたがせっかく幼少期につけられるスキルならつけといて損ないんじゃない?という割と軽めの理由です。音楽家に育てたいとか、天才を育てたいとか、マウントとりたいとかは毛頭ございません。しかし、「絶対音感があったら効率的に仕事進むのになぁ」と絶対音感がある人を羨ましく思うのも事実です。

そこで、絶対音感」の習得を赤ちゃんのうちからトレーニングすべき理由について興味深い研究結果があったので次でご紹介します。

絶対音感」のスキル習得は6歳まで
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一音会ミュージックスクールの榊原 彩子さんが発表している研究報告に、以下の記述があります。

絶対音感の発達には臨界期が存在し, 6歳を超えると絶対音感習得が困難であることが指摘されている。

引用|実践研究 なぜ絶対音感は幼少期にしか習得できないのか?--訓練開始年齢が絶対音感習得過程に及ぼす影響

人の聴覚は音の刺激を何度も受けるうちに発達し、8歳頃に完成すると言われています。人間には赤ちゃんから子供にかけて母国語などを聴き分ける聴覚や視覚が形成される臨界期と呼ばれる特別な期間があって、聴覚の臨界期は2歳頃から4〜5歳をピークに8歳前後で終わり、それが絶対音感の習得に深く関係します。

つまり、絶対音感は音の周波数を聴き分ける能力なので、日本人が「日本語を日本語、英語を外国語」と何の疑いもなく聴き分けられる能力に等しく、その能力は6歳頃までに形成されるものというワケなのです。

レーニングを始める時期は早ければ早いほど良い
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絶対音感を身につけさせる時期は早ければ早いほど良いそうです。ちなみに私が某大手Y音楽教室に通い始めたのが5歳からで、以降は毎週聴音のトレーニングは行っていましたが習得できたのは相対音感です。ですが、これは私の場合なので、5歳6歳からトレーニングを始めても絶対音感を持っている人も周りにいます。トレーニングを始める時期に明確な答えは出せませんが、絶対音感を身につけさせたいと思っているママさんは気付いた時が始め時です。

絶対音感」はIQを上げる
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ちなみに余談ですが、アインシュタインファクターという本で絶対音感を持つ人はそうでない人に比べてIQが10ポイント高い”と報告されているそうです。また、絶対音感がある人は言葉の理解力や数学の能力も高くなると研究でわかっているとのことです。

ただ、絶対音感をキープするためには定期的にトレーニングをする必要があるので、毎日たった数分でもいいので長く継続させてあげる環境を整えた方が良いと思います。

気になる絶対音感のトレーニング方法については長くなりそうなので別のページでご紹介します。ぜひ合わせてお読みください。

◆「英語耳」を身につけさせたい理由

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私は大人になって思うのです、世界の共通言語と呼ばれる英語を理解し発することができればどれほど世界が広がるのだろう?と。

例えば大学に進学する時や社会人になる時って、多くの人が日本の中にある会社や学校から希望の場所を選びますよね。でも、英語がわかれば日本以外にも目を向けられるので選択肢がぐっと広がります。本当に自分が学びたいことやしたいことがあるなら、後悔しないように動くべきだと私は思うんです。

先ほどの絶対音感と同じですが、英語の音に慣れるにも幼少期の経験がとても重要だそうで、幼少期にしか身につけることができないスキルなら身につけさせたいというのが理由です。

「英語耳」の習得は8歳頃まで
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先ほどの「絶対音感」とかぶりますが、母国語などを聞き分ける聴覚の発達は8歳頃で完成します。日本語と英語の大きな違いは発音する周波数と音韻体系と言われていて、英語に慣れずに聴覚が完成すると英語特有の発音が聞き取れず雑音として捉えてしまうんだそうです。耳で聞き取れないと発音することも難しくなるため、将来英語を話す話さないは別として英語を聞き取る土台作りは幼少期にしておくと良いんじゃないかな?と思います。

英語教育を始める時期も早い方が良い
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英語耳を育てるには1歳前後から言葉をたくさん覚える3歳までに英語の音にたくさん触れることが大切だそうです。そして、その環境を聴覚が完成する8歳頃まで継続することで英語耳を養うことができます。

こちらも詳しいトレーニング方法は長くなるため、別でご紹介します。

2020年度から英語が小学校から必須科目になる
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みなさん、知ってましたか?東京オリンピックの年に小学校でも英語が必須科目になるんですって!ネイティヴの先生が来てくれるのかな?とにかく、学校で英語に触れる機会ができるのはとてもありがたいことですよね。 

◆「運動能力」を上げたい理由

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運動能力が高いということは自分の想い通りに身体をコントロールできるということなので、いざという時は自分で自分の身を守れるし、楽しくスポーツに取り組めるし、リズム感も良くなります。リズム感が良いとダンスや音楽ももっと楽しめるだろうし、とにかく、身体を動かすことは全ての活動の根底にある基礎力だと思います。 

何より、運動能力を高めたい一番の理由は、不謹慎ですが娘の身に事件や事故、災害などが起きた時に自分で命を守ることができるようになって欲しいからです。

運動神経の良し悪しは12歳までで決まる
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アメリカのシカゴ大学生物学部解剖学教授であるスキャモンが発表した発育曲線によれば、運動能力に大きく影響する神経は3〜4歳までに80%、6歳までに90%、12歳までに100%形成されるとのことです。

 

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スキャモンの発育曲線

引用|SGS総合栄養学院-【応用】スキャモンの発育曲線

注目してほしいのが神経型のグラフで、出生後から一気に発育がスタートしていること。運動神経の発達は、産まれたてホヤホヤの新生児のころからすでに急成長を始めているのです。

赤ちゃんの時期に親がしてあげられること
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赤ちゃんは、私たち親が教えてもいないのに寝返りや腹這いなどを始めます。特に「寝返り」「腹這い」「ハイハイ」は身体のコアを鍛える体幹レーニンで、運動神経の発達に大きく関わります。

うまく寝返りできなかったり、寝返りできたものの寝返りがえりできなかったりで「ア゛ーーーー」と助けを求めてきたり、寝返りしたらすぐに手を伸ばして元に戻してあげたくなりますが、少し様子を見て頑張りを応援してあげることが子供の運動能力を鍛えるために親ができることなんだそうです。

 見守る以外の運動能力を上げる方法
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親が赤ちゃんの行動を見守る以外にできる運動能力を上げる方法は月齢によって異なります。

例えば、新生児から3~4か月頃の首すわり前までの赤ちゃんの場合は、うつぶせ寝トレーニングが運動神経の発達を刺激します。顔がうずくまらないように横向きにしてあげて、まずは短い時間からスタートし、最大でも5~10分程度の範囲内で終わりましょう。これを1日数回、授乳後を避けて機嫌の良い時に行います。

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首がすわって寝返りにチャレンジしょうとしている赤ちゃんや、寝返りができて寝返りがえりにチャレンジ中の赤ちゃんは、「こうするんだよー」とサポートしてあげるように腰を揺らしてあげたり、ひっくり返してあげます。ちなみにうちの娘にコレをしてあげると、何が面白いのかゲラゲラ笑ってやりがいがありました。授乳後や離乳食後は吐きやすくなるので避けて、機嫌が良い時はもちろん機嫌が悪い時のご機嫌とりにも効果があります。

このように、お座りの練習中ならお座りの、ずり這いの練習中ならずり這いのトレーニンを遊びとして、また、親子のコミュニケーションとして行います。

赤ちゃんはママと一緒に自分で体を動かすことに楽しさを覚え、動かす方法を学び、運動能力をどんどん発達させていきます。とはいえ、赤ちゃんには赤ちゃんのペースがあり、周りより早く寝返りができたから優秀だとかできないから運動能力が低いとかではありません。もちろん、できたら「頑張ったね!すごいじゃん!」とたっぷり褒めてあげたいですが、親子一緒に体を動かす楽しい時間を過ごすことが運動能力の発達を高めるので、速度に関しては深く考えないようにしてくださいね。

「赤ちゃんと何をして遊んだらいいかわからない…」というママさんも、ぜひトライしてみてください!

ベビースイミングやベビーヨガもオススメ
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ベビースイミングやベビーヨガなどの習い事やアクティビティは、生後半年前後から参加できるスクールが多いようです。お出かけと言えば、「電車やバスに乗ると泣いちゃうしウンチは漏れやすいし荷物は多いし赤ちゃんとのお出かけはストレスになる」と、ついつい家に閉じこもりがちになるママさんも多いと思うので、家の近所でこういった教室がないか調べて体験レッスンを受けてみるのもいいかと思います。月齢の低い赤ちゃんにはベビーマッサージも良いですよ。

ただし、良い子育てサークルが多いなかカルト系の子育てサークルもあるようなのでお気をつけて…(街中で宗教っぽい子育てサークルに勧誘された話はまた後日)

私は地元の子育てサークルや支援センターの類は苦手なので大手のスポーツジムをリサーチ中です。また、体験レポートをアップしようと思ってます。

【まとめ】0歳からトレーニングできることは結構ある

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0歳から教育を始めるというと英才教育感があって壁を感じるというか、「0歳から色々やらせているなんて赤ちゃんがかわいそう」って思われないかなとか不安になるかもしれませんが、私はそうは思いませんし、むしろ赤ちゃんのうちから色々な経験をさせてあげたいと思うのは親としてごく自然なことだと思います。

ですが、2つだけ決めていることがあります。「無理をしない、させない」「楽しく頑張る」です。教育先進国のアメリカでは、習い事をパンパンに詰める教育が流行った時期があったそうですが、一人遊びする時間がなくなって想像力の欠如につながったという報告があります。家で赤ちゃんとゴロゴロしてなーんにもしない日だってあっていいと思いますし、私もそんなの日常茶飯事です。ルーティン化してしまうと義務に感じ、楽しいはずのものも苦痛になってしまいます。

今回調べたトレーニングについては随時レポートしていきますので、また良かったら見にいらしてくださいませ!はなぞーでした。